家で取り組める節電
家で取り組める節電は、楽にできるものがたくさんありますが、節電だと思ってやっていても本当はそうでないものもあるのです。
テレビのリモコンを用いて電源をオフにするのに比べて、本体の主電源を消すことが節電効果があると考えている人も多くいるでしょう。
ですが、現実的には双方の差はほとんどなく、意味がないと言われています。
テレビ本体の主電源を切るのではなく、プラグをコンセントから抜いてしまうことが節電に繋がります。
エアコンの節電は、リモコンでスイッチをこまめに消すことだと思われがちですが、忙しくオンオフを切り替えるのは、電気を消費することに繋がります。
この他、夏の冷房設定は、電気代がかさむからと除湿で運転させるのも節電ではありません。
除湿にしたほうが本当は待機電力が増大し、ただの冷房のときよりも、約2倍の電気料金がかかると言われています。
エアコンの節電を実践したいなら、リモコンによって自動を選択するのが賢明と言えるでしょう。
リモコンで自動を選んでおくと、部屋の温度に合わせて、最も適した風量や温度を管理してくれるからです。
また、冷蔵庫の温度を上げない目的で付けられる冷蔵庫カーテンも電気料金を高くしてしまいます。
カーテンを設置することにより中にあるものを確かめづらくなり、冷蔵庫の開閉回数が増してしまうからです。
冷蔵庫カーテンの利用よりも、冷蔵庫内の温度設定を中に落としたり、あまり食品を詰め込み過ぎないようにするのが好ましいです。
間違った節電対策を見直すことで、効果的な節電に繋がり、もっと電気料金がカットできるようになるのです。